2X4材は安価で手軽に入手できるし厚みもあり節も多いので、これで家具を作るとなんとも味のあるいいものになります。
ただ反りやゆがみ、割れなどがあるので、製材をして家具で使用できる状態にしなければなりません。ここでは家具作りでの基本である製材についてご紹介します。
このテクニックを応用すれば2X4材だけではなく、ラフストック(荒挽きされただけの材)から家具を作ることもできるようになり、高価なホームセンターの木材や集成材を買わなくても済むようになります。
適当な長さにする。
まずは扱い易いように適当な長さに切ります。
基準面を作る。
まっ平らな平面をまずは作らなくてはなりません。ジョインターで一面を完全な平面にします。この面を基準にして他の面も削っていきます。反りやゆがみ、それに表面のデコボコが修正されます。ジョインターのベットの長さが長い方が長尺物のジョントができます。

直角を出す
ジョインターにはフェンスが付いています。このフェンスに先ほど平面にした面を押し当てて隣接するエッジをジョイントすれば直角な面ができます。

厚さを均一にする
プレーナーを使って厚さをそろえます。基準面を下にして、上にあるカッターヘッドで削れば、平行で厚さが均一の材ができました。

幅をそろえる
あとはテーブルソーで好きな幅に切ります。テーブルソーのフェンスに当たる側はもちろんジョインターを当てたエッジです。

はぎあわせる
ジョイントをする前は写真右のように隙間だらけでした。この状態でクランプをして圧着しても、ゆがみが出てしまいます。右の写真はクランプで圧着しなくても、ただ置いた状態でジョイントのラインが綺麗に目立たなくなっていることがわかります。
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写真のように木の色を上手く組み合わせればジョイントラインを消すことができます。写真の中央なのですが、よ~くみないとわからないでしょう?
リソーをする
薄い板が欲しいときはリソーをします。バンドソーにカーバイドチップの刃を使用します。切れ味が違います。
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これで2X4材から薄い2枚の板ができました。このテクニックを身につけると集成材を使用する必要がなくなります。こちらのほうが集成材のようなギザギザの継ぎ目がないので、ナチュラルな感じです。
1X12などのさらに幅が広い板をリソーするときは自作のフェンスを使用します。
作品例1(ブッチャーブロック)
台所で使用するブッチャーブロックです。天板や脚は2X4を接着して作りました。綺麗にジョイントされているので木材が完全に密着しているのがわかります。
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作品例2(コーヒーテーブル)
天板はウッドデッキなどで使用されるレッドウッドの2X6材を5枚ジョイントしました。赤いところ白いところをうまく組み合わせればご覧のような綺麗な天板になります。
脚は2X4材2枚にリソーした薄い板をサンドイッチにしています。これはジョイントラインを逆にアクセントとして使いました。
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作品例3(シェーカーチェア)
2X4材一本から余裕で一脚が作れます。つまり木材費は数百円です。