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Make Faireと呼ばれる、アメリカの手作り自慢ショーです。主催はO'reillyという雑誌社で、"Make"と"Craft"という2つの雑誌を発行しています。名前から分かるように、"Make"は物作り。"Craft"は手芸が中心の雑誌です。
会場はWoodworking ShowでおなじみのSan Mateo Expoです。小規模なWoodworking Showは会場のごく一部しか使いませんが、このMake Faireは会場全体を使っての大々的なショーです。駐車場も午後には満車。開場待ちの長い列ができるほど人気のショーです。
仕事の関係でちょうどアメリカにいたので、これ幸いとばかりに出かけてみました。
今までこの手のショーやフェアーは多数行きました。中には無料のものもあれば、有料のものもあります。それでも入場料は高くて10ドル止まりです。ところがこのショーの入場料はナント25ドル!!高い!!既出のMaker,Craft誌の年間購読と組み合わせると安くなるとはいえ、破格の値段です。子供向けのイベントも多いので、家族で参加している人がほとんどです。にも関わらずこの値段。それほどまでに人気のショーとはちょっと期待がかかります。
日本のホームページでもこのMaker Faireをレポートしたものがありますが、入場料にまで言及したものはありません。日本から参加した皆さん。この入場料はアメリカでファミリー向けのショーとしては破格ですぞ!!それほどまでに値段を払っても見たいショーなのでしょうか?
さすがアメリカです。飛行機も手作りです。セスナはもちろん、ヘリコプターも手作りってのはすごすぎです。
乗り物関係で目立ったのが、電気自動車などエコを強調したもの。電動バイクも多くありました。中にはプリウスを改造して、プラグイン・ハイブリッドにしている人もいました。
ホントに飛ぶのかな?安全なのかな?
なかなか立派な望遠鏡でした。おじいさんの手作りです。
ペダルをこぐのではなく、前後にスライドさせて走る自転車です。試乗したかったな。
アメリカでは大工さんたちが余興で、よくベルトサンダーを走らせたりしてレースをやりますが、これはその発展系です。パワーツールを使って、専用の車体を使って早さを競います。動力源は丸ノコやグラインダーなどのパワーツール。タイヤの代わりに丸鋸の刃です。これはグリップがよさそうですね。どんな速度で走るのでしょうか?実際のレースは時間の関係でみれませんでしたが、興味はあります。
学生たちのグループはロボットコンテスト系が多かったです。
廃材で作ったドラムです。それにロボットバイオリン。
なぜか日本の製品を発見。
アクリルで厳重に隔離された部屋でロボットバトルが開催されていました。スピードの早さに圧倒です。
手回しの計算機やICを使わずにディスクリートのみで作られたデジタル時計です。
もちろんロケットも手作りです。ここまでくるとロケットというよりはミサイルか?
時代の流れは個人でもCNCですね~。プロ、アマを問わず多数展示されていました。
よくありがちな個性的な車です。いろんなものを車体に貼付けています。会場の中はもちろん、駐車場でも何台か見かけました。これに乗って会場に来たのでしょうか?
なぜかカップケーキ型の車もあったりして。こういうジョークが会場にあふれていました。
セグウエイを手作りした人もいました。椅子に乗って移動です。
ハウルの動く城でしょうか?それにロボットが前に付いた車です。
このフェアは初めて行きました。なかなか面白かったです。初めはよくあるロボット系のフェアかなと思っていましたが、スケールが違っていました。プロもアマも参加していたのですが、皆レベルが高く、両者の違いはほとんどわかりませんでした。自宅にガレージという工房があって、材料や工具が安く買えるアメリカならではという感じです。またガラクタ系のアートも面白かったです。
下は高電圧をかけて火花を飛ばすものです。デモでは人だかりが出来ていました。