Factory Reconditioned という選択

整備済みの電動工具を購入する。








はじめに


　電動工具を購入するのは大きく分けて、主に店や通販で買う「新品」とオークションなどで買う「中古」があると思います。実は第３の選択があって、それが「Factory Reconditioned」というものです。日本語ですと「整備済み」などと言われます。中古品をメーカーが責任をもって整備したものです。上手に探せば、新品の半額から2/3ぐらいの価格で購入できます。中古品を購入するような不安もありません。



どうやって探す？


　Factory Reconditioned の品を扱っている通販業者は多数あります。例えば、amazon.comやtoolkingなどで、検索欄に" Factory Reconditioned "と入力すれば、多数の品物がヒットします。これらは大抵、数が限定されているので、根気よく探すことが必要です。翌日になると、品物自体がもうなかったり、値段が変わっていることもよくあります。（上がることも、下がることも。）



保証は大丈夫なの？

気になるのは保証ですが、業者や品物によって違います。大抵のところはメーカーの新品の保証をそのまま付けてくれます。例えば、ここで紹介するDewaltですと、商品の欠陥よる故障については３年。通常使用による故障は１年。また９０日以内であれば、理由の如何に関わらず使用した後でも返金してくれます。中には保証は受けられるが、期間が短縮されたもの。（９０日など）中古品と同じ扱いで保証のない業者もあると思います。よく確認することが必要です。



Dewaltを購入

Dewaltの18Vのコードレスドリルと18Vのコードレスサーキュラーソーを購入してみました。ドリルは日本で買うと４万円ですが、これは$200でした。（バッテリー２個と充電器付き）実はこれを注文した後に全く同じ商品が$149で出品されていて、ちょっとショック。
　丸ノコはたったの$99です。$99でDewaltの18VのLeft Bladeの丸ノコが購入出来るのです。（バッテリーと充電器付き）



実際の品物は？

　まず到着した品物を見てみると、箱は新品そのままです。左がドリル、右が丸ノコです。




　箱を開けてみると、これまた新品と見分けはつきません。




　よ～くみてみると、本体のウラなどに、整備済みのシールが貼られていました。







　ドリル本体のカバーは中古品でした。ところどころにキズがあります。（まぁ、３回も使えばこんなキズはつくので全く気になりませんが。）トルクを調節する黒いリングは新品でした。機能的には速度切り替えのレバーがちょっと固いかな？と思ったぐらいで、全く支障はありません。バッテリーは古くなって回収されたものを中身のバッテリーセルだけを交換したのだと思います。







　付属品の丸ノコの刃やバッテリー充電器は新品でした。






まとめ

　Factory Reconditionedはかなりお買い得だと思います。リスクのある中古品を買うより時には安い場合もあります。中古品にはない保証も受けられ安心です。もし故障しても、「電動工具の修理」で紹介した方法で修理が可能です。これに味をしめたらもう新品は買えなくなるかも？？