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前回の「買ってはいけない」の対称に位置する「これはお買得」です。お金を出せばいいのを買えるのはわかっているので、安くてもいいものを紹介していきます。50ドル以下で買え、実用的なものを中心に選びました。
数あるルータービット中でストレートビットの一種です。スパイラルビットと呼ばれるものです。通常のストレートビットというのは右の写真のように1~3枚のカーバイドの板(チップ)を貼付けたものです。しかし左のスパイラルビットは「ソリッドカーバイド」と呼ばれ、全体がカーバイドでできています。したがって通常のビットよりはかなり高価です。
これらスパイラルビットはスパイラルの方向によってアップカット、ダウンカット、コンビネーションと3種類あります。私がもっているのは4本ともアップカットです。(左から1/8,1/4,3/8,1/2インチ、シャンク径は左2本が1/4,右2本が1/2です。)
ダウンカットは切り口にささくれができるのを防ぎ、滑らかになります。
アップカットは切りくずを上に排出するので、モーティス(ホゾ穴)を掘るときなど、通常のストレートビットよりもなめらかにかつスピードアップできます。スパイラルのおかげでサクっとプランジ(垂直に穴をあける)ができます。切削も通常のストレートビットが2枚の刃で断続的に行うのに対して、スパイラルは連続的ですのでずっとスムーズです。
私の場合はホゾ穴を作るときは角ノミよりもルーターを使用するほうが多いのですが、そのような場合は威力を発揮します。
安物のスパイラルビットはソリッドカーバイドではなく、HSSで出来ていますので注意が必要です。
オイルなどの仕上げ剤を塗る時はシンナーやメタノールなどの溶媒が皮膚を通して身体に浸透するので手袋が必需品です。
今までは Latex の白い使い捨ての手袋(写真下の白いもの)を使用していましたが、耐久性がイマイチで使用しているうちにすぐ破れてしまいます。またオイル仕上げで使用するとだんだんゴムが反応するのか、ふやけてきます。
そこで今回買ったのは Nitrile というものです。(写真上の青いもの)耐久性はかなり高いです。オイル仕上げでゴシゴシこすっても破けません。また溶媒に反応することもないようです。100枚入りで8ドルは安いです。
両方ともオマケでもらったもの。
チョークはラフストック(荒びきしただけの木材)に印をつけたりするのに便利なものです。
鉛筆は Carpenter's Pencil とよばれていて、通常のものよりもかなり芯が太いです。形も平たくなっており、転がりにくくなっています。精密な印をつけるのはシャープペンシルを使用していますが、ラフストックに使用するときなどは、この鉛筆が重宝します。ナイフでも削れますが、専用のシャープナーもあります。
これはちょっと高いけれどもいいですよ!!テーブルソーで使用するブレードです。いろいろな雑誌で各メーカーの比較がなされますが、いつもトップクラスの評価をもらうのがこの Forrest の WoodworkerII といわれるブレードです。
ソーマークと言われる切り口のギザギザやバーンと言われる切り口の焦げがほとんどないことがウリです。またブレードの種類も多く、対応できる機種も多いことからプロの愛用者もたくさんいます。
バーンが発生しやすいチェリーを切ってみましたが、ごらんの通り非常に滑らかな切り口になりました。下で紹介しているリンクベルト・プーリーと合わせて使用すれば鬼に金棒です。
WoodworkerIIはKerf(きりしろ)が2種類選べます。1/8インチと3/32インチです。私は薄いほうの3/32にしました。このほうがきりしろが少ないということでテーブルソーの負担が軽くなります。厚さ2インチのチェリーともなれば今まではかなりの力で押していましたが、WoodworkerIIではサクサクっと切れます。
2枚以上注文すれば15%割り引きになります。こんなことならはじめからスライドソーやラジアルアームソーの分を注文しておくんだった!!
生ゴムの固まりを消しゴムのように使います。ベルトサンダーを回転させて、クリーナーを当ててやるとあら不思議。いままで真っ白に目詰まりしていた紙やすりの部分が新品のように綺麗になります。(写真のベルトの上部)ベルトサンダーの寿命を大幅に延ばすことができます。
赤いベルトがリンクベルトと言われるものです。(黒いベルトは通常のVベルトです。)小さなエレメントをつなぎ合わせてあります。自分で自由な長さに調節できます。このリンクベルトはベルト駆動の機器でしたらなんでも使用できます。特にテーブルソーで利用している人が多いです。このベルトを使用すると振動をかなり抑えることができます。木工ショーでテーブルソーを使ってデモをしている業者を見てもほぼ100%このリンクベルトを使用しているところから効果のほどが分かります。
私はプーリーとセットになっているものを購入しました。(写真左側のステンレス製のもの)右側のプーリーはもともとテーブルソーで使用されていたものです。これらは鋳造されたものですが、ステンレス製のものは削り出しです。精度が格段に違いますので、回転するときの振動も極めて低いです。これらリンクベルトとプーリーを組み合わせることにより作業中の振動を確実に抑えてくれます。ひいては切断面が滑らかになります。またテーブルソーが止まる直前に発生する低回転のための振動も抑えてくれます。この瞬間にキックバックが発生することがありましたが、この危険性もかなり減りました。
テーブルソーの上に水の入ったコップを置いてリンクベルトとプーリーの装着前後の振動を比べてみるとさらによくわかると思います。
もともとは溶接など金工用のバイスクランプ(ロッキングクランプ)ですが、木工にも応用できます。値段も安いです。形状の違うものが5本ぐらいセットになっても20ドルです。でもなんといってもお勧めは中央のジョーの幅が調節できるものです。ガチッと固定でき、一度使いはじめると手放せなくなります。私のホームページの作り方のコーナーでよく登場するのでお気付きの方も多いと思います。
欧米で古くから使われるクランプです。使うほどに良さがわかります。2本のクランプが平行である場合にもそうでないときにも対応できるのがミソです。3インチから12インチまで数種類ありますが、私は4インチ、5インチぐらいの小型のものをよく使用します。4インチのものが安い業者で3ドル弱ぐらいから。高い業者ですと10ドルぐらいです。機能が単純なだけに安物でも十分です。高いものよりは安い物を数多く揃えた方が良いようです。
文字どおり粘着質の布です。サンディングが終了したら、これで表面をかる~く撫でます。木の表面にうっすらと付いた木の粉が綺麗に取れます。水性仕上げの前には使用できませんが、それ
以外では威力を発揮します。布がボロボロになるまで何回でも使用できます。これで1ドルは安いです。
木工では目的によっていろいろな接着剤を使い分ける必要があります。耐水性のあるもの、即乾性のもの、逆に意図的に遅乾性に作られているもの。粘度の高いもの、低いもの。フォームアップしてギャップを埋めてくれるものなどなど。でもどの場合にも必要なのがこのブラシです。これで丁寧に接着剤を塗布します。まとめて買うと安いです。これらブラシを使って丁寧に接着剤を塗布します。