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私はサラリーマンなので、週末のわずかな時間しかワークショップ(工房)を使用しません。このようなシロートでアマチュアのウッドワーカーにとって、ダストコレクターなどという代物は必要ないと長い間思っていました。いつも、削る、掃除する。切る、掃除する。この繰り返しでした。でもサンダーが作る大量の粉じんで、ワークショップ中が霞むこともしばしばです。
その一方で雑誌やテレビでみる欧米のウッドワーカーはたとえアマチュアでもダストコレクターを備えている人が多いです。プレーナーやマイターソーが吐き出す大量の木屑をコレクターがぐんぐん吸い取る映像は快感すら感じます。
カタログを見ると1HP程度のコレクターが$200前後です。パイプ等を入れても$300程度でシステムが組めるはずです。ちょっと奮発してダストコレクションシステムを導入しました。
Knotty Workshop Dust Collection System の概要
全体図は以下の通りです。(番号は上記番号に一致します。)
これが中枢をなすダストコレクターです。1ステージと2ステージがありますが、私は1ステージ
のものを買いました。簡単な治具で2ステージにアップグレードすることも可能です。
1HPの能力があります。私のようなワンマンショップでは一度に1つのゲートしか使用しないので1HP
でも十分です。グイグイとダストを吸い取ってくれます。掃除機と違ってインダクションモーターを使用しているので音は
とても静かです。このメーカーのダストコレクターの売りはダストバッグにあります。5ミクロンの塵までブロックする特殊な生地をダスト
バッグに使用しています。排気もとてもクリーンです。
もう一つ重要なことがあります。ファンは金属製とプラスチック製があります。プラスチック製だと過って木片や金属片を吸い込んで
しまったときに欠けることがあるそうです。ファンの羽は金属製を選んだほうが無難です。
出口は5インチですぐにYフィっトによって4インチに分かれます。右側がテーブルソーとフロアスイープへ
左側が天井まで立ち上がり、その他へ分岐します。
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ラジアルアームソーとマイターソーの接続の様子です。いったん天井へ上がったパイプはYフィットを
通して、ブラストゲートを介して、各ツールへと導かれます。
ラジアルアームソーは背面の大きな吸気口のほか、1ー1/2インチのパイプがソーカバーの部分へ接続されます。
マイターソーは4インチが3つの1ー1/2インチへとキングギドラのように分かれます。通常はラジアルアームソー
のように大きな吸気口をつけるのですが、このほうが効率よく吸い取ります。私のオリジナルデザインです。
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テーブルソーへは専用のカバーを介して接続します。テーブルソーの下にはフロアスイーパーを付けました。
これは床に落ちた木屑をホウキで掃いてここへ持ってきて、ブラストゲートをあければブォーンと吸い取ってくれる
大変便利なものです。集塵システムを導入したらこのフロアスイーパーをつけることをお勧めします。威力絶大です。
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私の持っているべルトサンダーはダストコレクトポート(集塵接続口)が
ついていないので、このような吸気口を使っています。これはエアーコンディショナーののダクト用に売られ
ていたものです。細かなチリまでよく吸い取ってくれます。
ビスケットジョインターとランダムオービットサンダーは付属のコレクトポートアダプターを使って接続しています。
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ジョインターとプレーナーとの接続です。ともに4インチをダイレクトに接続します。レイズはダクトポートを使用します。
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シェイパーには4インから2インチへのリデューサーを使用します。
右側のオレンジ色のパイプは床を掃除するときに使用します。
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ダストコレクターのオン/オフを電波を使って遠隔操作できるものです。ダストコレクターには
必需品です。私はいつもズボンのポケットにリモンコンを下げて作業をしています。
この種のリモコンは電波を使用します。日本の電波法規に沿ったものを使用し、電波法違反に
ならないようにくれぐれも十分に注意してください。特に海外の製品を輸入して日本で使用するときには
要注意です。
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