木工の情報小冊子(Nov/2002)
雑誌の付録についていたソースブックです。2003年度版が届きました。木工に関するいろいろな情報が載っていて、とても便利な小冊子です。工具や部品、塗料など項目別にメーカーが並んでいてます。ウエブサイトの情報も載っています。昨年と比較しても木工産業は絶えず進化しているのがよくわかります。消費者の財布のヒモを緩めようと必死のようです。
無認可コードレスネイラー銃刀法違反(August/2002)
このページで紹介されているコードレスネイラーが日本では銃刀法違反であるとのご指摘をいただきました。今回、注釈を加えることにしました。
しかしコードレスネイラー自体が銃刀法違反ということではなく、日本でも認可された製品は合法で販売されています。警察署に所持認可の申請をすることなしに、所持ができます。
因に私が持っているネイラーはいずれもエアーホースでコンプレッサーに接続するタイプであり、日本の銃刀法には抵触しないものですし、輸入代行などの業務は一切していません。
参考ベージ
外務省の見解
(7)日本は、1998年3月にコードレス釘打ち機(IM350/90CTQ)が銃刀法上の「銃砲」に当たらないとの結論に達した。
Dewalt New Routers (July/2002)
DeWaltから新しいルーターのラインナップが発表になりました。見ての通り。ポーターケーブルの690シリーズそのまんまです。(こんな真似っこでいいんかい?)
フィックスベース、プランジベースそれにDハンドルの3種類をモーターのユニットは共通にして使用できるようです。後発だけあって、690の弱点(モーターの着脱がしにくい、ハンドルが滑る、コードがからまる、ダストコレクションなどなど)をよく研究しています。写真でみただけでは、即「買い!」なのですが、実物はどうでしょうか?楽しみです。
Akeda Dovetail Jig(June/2002)
Akeda Jig Inc. から発表された新しいドブテイルジグです。緑のブタが空を飛ぶ広告を見た方も多いでしょう。調整が不要とのことですが、どのような仕組みになっているのでしょう?カナダのメーカーだそうですが、Leighからドロップアウトした人が始めたのでしょうか?(そういえばLeighからもFMTという新しいジグが発売されましたね。)Woodcraftから発売されるそうなので、日本からも注文でそうです。
YORKCRAFT(June/2002)
一見すると色から判断して、えっ??JET??と思いますが、実はこれYORKCRAFT
というメーカーです。DELTAなどの老舗に対抗して、いままではGrizzlyなどが台湾製のステーショナリーツールを安価で販売してきましたが、同じ路線で今度はYORKCRAFTが中国製のツールの販売を始めるようです。YORKCRAFTはWilke Machineryのブランド名の一つのようです。15インチのプレーナーが$699とDELTAの半額以下、Grizzlyよりもさらに安いです。早速Populer Woodworking誌でテストされていましたが、評判は悪くないようです。他誌も今後こぞって評価を始めるでしょう。
その他にもダストコレクターが$139 , レイズ$259 , 6インチジョインター$329とメチャ安いです。これからもバンドソー、テーブルソーなど充実してくることでしょう。
日本のメーカーもこのように良品を安価で提供してくれるといいのですが、市場規模からいって仕方がないのかな。
リョービの電動工具(June/2002)
アメリカの某有名ホームセンターのチラシです。リョービの10インチのテーブルソー、10インチのマイターソーそして9インチのバンドソーがどれでも97ドル!!
安いっすねぇ。実物を見たわけではないので実力のほどは分からないのですが、魅力的です。
ちなみに型番は左から BTS10 , TS1301DX , BS901 です。
コードレスネイラー(April/2002)
ネイラーで有名なSencoがやってくれました。エアーを使用しない、電動式のネイラーです。今までコードレスと言えば Fuel Cellを使用する内燃式、叉はポーターケーブルから発売されたコンプレッサー内蔵式でした。
これに対して 2002 International Bulder's Show (Atlanta,GA)で紹介されたこのネイラーはエアーを使用しない完全な電動式のようです。ドリルのように充電式のバッテリーを使用します。釘を打つ時にギュイーンともヒュイーンともつかぬような音がしていました。どのような仕組みになっているのでしょう?いまのところブラッドネイラーとフィニッシュネイラーの2種類だけのようです。フレーミングネイラーにはちょっとパワー不足なのでしょうか?
いずれにしても重くてうるさいコンプレッサーが不要なことから、かなりの人気商品になると予想されます。バンマーに続いてポーターケーブル危うし!
(注意!)この製品は2002年8月現在日本での販売、所持が認可されていません。日本において輸入、所持をすると銃刀法に抵触しますのでご注意ください。カタログを眺めるだけにしましょう。
シュノーケル??(Feb/2002)
これってパワーツールでもなんでもないのですが、面白いものを見つけたのでご紹介します。シュノーケルとでもいいましょうか、マウスピースを口でくわえて呼吸するものです。吸気は首の後ろにあるフィルターを通して吸います。呼気は口の下にある弁から排出されるようです。このためメガネが曇らないそうです。もともとは写真のオジサンのように、ヒゲが邪魔でマスクの効果が低い人向けに開発されたようです。鼻ツマミも付属しています。興味のあるかたはどうぞお試しあれ。$49.95ナリ。
木工の情報小冊子(Dec/2001)
雑誌の付録についていたソースブックです。木工に関するいろいろな情報が載っていて、とても便利な小冊子です。工具や部品、塗料など項目別にメーカーが並んでいてます。ウエブサイトの情報も載っています。
690ルーターモデルチェンジ (Nov/2001)
Porter-Cableの定番アイテム690ルーターがマイナーチェンジしました。
馬力が1から1ー3/4にアップ。使いにくかったスイッチの改善、それに高さ調節の締め付けネジがレバーになりました。
デルタの14インチ、バンドソー の改造(Nov/2001)
デルタの14インチのバンドソーは日本でも愛好者が多いとおもいます。でもこのバンドソーのダストコレクションで満足している人はいないはず。2インチのちぃっちゃなダストポートがあるだけで、これではとてもダストは集められません。とくにリソーをする時は大量のダストが出ます。そこである雑誌に載っていた方法を試してみました。下のホイールカバーに穴を開けてここにダストポートを付けるというものです。結果は大満足。4インチのポートからみるみるダストを吸い取ってくれます。バンドソーとダストコレクターをお持ちの皆さん、どてっ腹に穴を開けませう!!
コードレス・ルーター、コンプレッサー内臓ネイラー (Oct/2001)
Porter-Cableから2つのコードレスツールが発売されました。
コードレス・ルーター
う〜ん、ついに出ました。お馴染みポーターケーブルの690ルーターの上にドンとバッテリーが載っています。内装などでルーターを使う人には便利かも。
コンプレッサー内臓ブラッドネイラー
数年前バンマーという内燃式のネイラーを出しましたが売り上げは散々でした。こんどはなんとバッテリーで小型のコンプレッサーを駆動しようというものです。通常のエアホースの接続もでき、デュアルパワーなのだそうです。でも重そう。
(注意!)この製品は2002年8月現在日本での販売、所持が認可されていません。日本において輸入、所持をすると銃刀法に抵触しますのでご注意ください。カタログを眺めるだけにしましょう。
どのツールを買うか迷ったら (Sep/2001)
木工雑誌の記事の中で商品テストはとても参考になります。
毎年9月ごろになるといろいろな雑誌社から Tool Buyer's Gide / Tool Buying Gide などと称したものが発行されます。商品テストの総集編です。
ツールごと(テーブルソー、バンドソー、ダストコレクターなどなど)にいろいろなメーカーの諸元一覧表が載っていて一目で比較できるようになっています。同じ商品でもその雑誌社により評価が一致していることもあれば、別れている場合もあります。複数を比較することで、より自分の要求に合ったツールを選ぶことができます。
これからツールを買おうと思っている人、自分の持っているツールが世間ではどのような評判を受けているのかを見たい人などは入手してみてはいかがでしょうか?