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セティー(Settee)と呼ばれるシェーカースタイルのベンチ(長椅子)です。一目見た時から再現したいと思っていました。これはリプロダクションで、私のオリジナルデザインではあません。お馴染みシェーカースタイルの洗練されたエレガントさが好きです。背もたれのスピンドルはスチームベンドで曲げてあります。(実際のものはもう少し細いです)座面はキドニーシェイプといわれる美しい曲線をしています。(腎臓の形をしているからkidneyなのかな?)
木材:パイン 仕上げ:スーパーブロンズ・シュラック
今回はパインです。座面は奥行きが必要なので2x12と2x4をはぎ合わせることにしました。ビスケットで2つを合わせます。
座るところを削ります。ルーターを写真のようなジグに固定します。サラダボウルビットといわれる底が平らなビットをつけて少しずつ削っていきます。
キドニーシェイプといわれる滑らかな曲線を切ります。さらにルーターで角を丸くします。このように大口径のルータービットを使用するときにはルーターのオリジナルのベースではなく、口径の大きなベースを使用する必要があります。
なんか最近はスピンドルものが多いです。でも今回は数が少ないので楽ラク。
スピンドルを曲げます。今回はスチームベンディングです。まずはバンドソーで型を作ります。電気鍋に水を入れて1時間程度蒸します。これを型にあわせて曲げます。このまま数日間乾かします。
うす~い背もたれです。さらにこれを断面が三角になるようにします。さらに軽いエレガントな背もたれになります。
脚に正確な角度で穴開けをしたあとに組み立てます。脚はかなりの荷重がかかりますので、ポリウレタン系の接着剤を使用しました。この接着剤は水分に反応して硬化します。片面のみに接着剤を塗り、もう片面は霧吹きで湿らせます。
スピンドルを多用したデザインは先にフィニッシュを塗ったほうがあとがラクです。細いスピンドルに均一に仕上げ剤を塗るのは難しいからです。まずはシェラックを3回塗り、サンディングしてワックスで仕上げます。しぶ~いつや消しの仕上げになります。
またまた難しいスピンドル形状の接着。今回もスローセッティング接着剤のお世話になりました。