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毎年仕事でアメリカの南西部のニューメキシコ州にあるWNR(注1)へ行きます。以前から気になっていたのですが、アルバカーキーのハイウエイ(I-25)沿いにあの通信販売で有名なWoodworker's Supplyがあるのです。
いままでは時間の都合で立ち寄ることができなかったのですが、今回は余裕が出来たのでちょっと冷やかしに寄ってみました。
建物は大きいのですが、ショールームはその一部でした。パワーツールや仕上げ剤、接着剤、取っ手などの金物、各種工具などがたくさん並んでいました。
電動工具はハンドヘルドはもちろんですが、ステーショナリーの大型の機械もたくさんならんでいました。Woodworker's Supplyといえば台湾生産の自社ブランドWoodtekが有名です。緑と黄色のお馴染みのカラーのツールがあちこちに。
接着剤のコーナーもこの充実ぶりです。仕上げ剤もいろいろな種類のものを扱っていました。
手工具やターニングツールも充実していました。サンドペーパーもいろいろな種類が。
ルーズテノンをつくるマシン、マッチメーカーもおいてありました。
バンドソーの刃もいろいろな種類、いろいろな長さ、いろいろな幅が。
Froudのコーナーはテーブルソーの刃やルータービットなどが並んでいました。
本もかなり充実しています。テーブルが置いてあって、ゆっくりと楽しむこともできます。
レジで清算をするときに、「カタログは郵送されてくる?」と聞かれたので、名前を告げると、私の名前が顧客リストに登録されていました。
「裏の倉庫はそうとう大きそうだね」と言ったら、「じゃ~、見せてあげるよ」と特別に案内をしてくれました。
Woodworker's Supplyはここ、New Mexicoの他にWyomingとNorth Carolinaにあるそうです。日本への発送はここが担当しているということです。
中に入ると広い!!ショールームがそれほど広くなかったので、期待はしてなかったのですが、なんせ広い!!床から天井までびっしりと品物が分類されて並んでいます。
商品にはすべて6ケタの番号が付けられていて、注文表をもとに品物をピックアップしていき、パッキングをして発送してくれるそうです。
お店のショールームに並んでいた品物は本当にごく一部で、お店にあるオンライン端末を見て、商品の番号を知らせれば、裏の倉庫からすぐに持って来てくれるというシステムになっているそうです。まるで閉架式の図書館のようなシステムです。
建物の奥の方は大型機械の倉庫になっていて、デルタやWoodtekなどの大型機械が並んでいました。
この大きな箱はデルタのキャビネットソー(Unisaw)だそうです。これが4段積みで50台ぐらいならんでいました。これがコンテナに詰められて輸送されるのですね。私にも1台ちょうだいな。
帰りにアメリカではHome Depotと並ぶホームセンターであるLowe'sがあったので、ちょっと立ち寄ってみました。整然とした陳列はHome Depotより洗練されています。
パイン材も安いな~。
木工のDVDで紹介したDEFTを発見!!
日本にもWoodworker's Supplyのような、これだけの規模の通販業者があれば、本当に気軽に注文できるのですけれどもね~。でも日本じゃ市場が小さすぎるのかな?
皆さんもAlbuquerqueを訪れた際には是非お立ち寄りください。(トリビア風に)
(注1) WNR (Weapon Neutron Reserch Center , 中性子核兵器研究所)は国立ロスアラモス研究所にある施設の一つです。名前は恐ろしいですが、現在ではもちろん中性子の平和利用が目的です。(念のため)