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名前を見てもお分かりのとおり、前のぺージで登場した、Water ProofとSlow Settingを合わせたものです。つまり屋外や水回りなどの水分の多いところでも使用でき、かつオープンタイムが長いというものです。
Hide(ハイド)つまり膠(にかわ)のことです。動物の骨や皮から作られています。通常ニカワは固体でお湯に溶いて使用しますが、これは他の接着剤と同様に、使用しやすいように液体になっているものです。
オープンタイムが長いので、Slow Settingの代わりにも使用できます。またかなり堅く固まりますので、ラミネートにも適しています。ただしニカワの特性上水分には弱いです。
フタを空けてニオイを嗅いでみると、ぷ~んとケモノの匂いが~!!
以前木工ショーの有料講習で、曲げ木の講習を受けた時に、講師の方がラミネートベンディングにこのPlastic Regin Glueを勧めていました。
一般の接着剤は乾燥したあとでも粘り気を持ちます。日本で一般に使用されている白い木工用ボンドはとくに粘りがつよく、サンディングがしにくいですし、ラミネートベンディング(薄い板を何枚も重ねあわせて木を曲げる方法)をすると粘りけの為に、スプリングバック(型からはずした時に、元の形に戻ろうとする)が発生します。
これを避けるには、ポリウレタン系の接着剤がいいのですが、フォームアップ(泡となり型からはみ出す)扱いが難しいです。
そこでお勧めなのが、このPlasitic Regin Glueだそうです。扱いもラクです。粉状で水に溶いて使用するだけです。固まると本当に硬質プラスチックのようにカチカチになります。
このPlastic Regin Glueはアメリカでもあまり一般的ではないらしく、探すのに苦労しました。でもやっぱり講師が言った通り、ラミネートには最適です。
作品が完成して、ステインで色を着ける段階で、「あちゃ~、やっちまった~」って思うことありません?接着剤が目に見えずに残っていた為にできる、スポットと呼ばれる染め残しのことです。
そんなときに活躍するのがこの"Blacklite"と呼ばれる添加剤です。これを現在使用しているglueにちょちょっと混ぜて使用します。そして染める前にブラックライト(UV Light)で照らせばGlueの跡が分かると言うものです。
プロも好んで使用しているようで、Titebondなどは初めからこの添加剤が入った接着剤をプロ用に販売しています。ただ容量が最低でも1ガロンと多いので、シロートはこのような添加剤を購入して、自分の好きな接着剤に混ぜて使用します。
さすがプロはこのような小ワザを使用しているのですねぇ。どおりで接着面をよ~くみても私が作るようなスポットがないわけです。
見事なスポットですね~(威張るな!)
タイトボンドから出ている、ブラックライトで発光する接着剤です。通常のYellow Glueに上記で紹介したBlackliteを入れたものと考えてください。以前はプロが使うようなガロンボトルのデカイ物しかなかったのですが、今は小さなボトルも出ています。
ブラックライトの光源は専用の蛍光灯でもいいのですが、手軽に使うにはLEDタイプのものがあります。もともと、偽札の多いアメリカで、偽札判別用に売られている物です。数ドルで購入できます。
これを普通に使って、色を付ける前にブラックライトで照らしてみます。
するとほ~ら、スポットがぽわ~んとブラックライトに浮かび上がります。あぶないあぶない。
ポリウレタン系接着剤の新顔です。その名も「Sumo Glue」お相撲さん印の接着剤です。
今までのポリウレタン系接着剤(写真左側)よりセットリングタイムが短い(30分)のが特徴だそうです。
値段も5ドル程度と安いです。今まではアメリカ木工ショーツアーのお土産に、ゴリラグルーの小さいボトルをたくさん買って、友人に配っていましたが、これからはこの相撲接着剤にしようっと。ウケそうです。
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