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アメリカで新たに創刊されたWoodworking At HomeというDVDの木工誌です。年に7回発行されます。内容はFine Woodworking誌がそのまま映像になったような感じです。作り方の紹介が2点。左下の写真の創刊第2号ではベッドと本棚の作り方が紹介されています。その他にもジグの作り方や新しい製品の紹介など、ウッドワーカーにとっては楽しい内容です。
"Woodworking at home" という雑誌の名前は「簡単木工」のような題名ですが、内容はかなり本格的です。自宅の物置や地下室で電動工具を使って木工を楽しんでいる人向けです。
(後ろのサイクロンに目が行ったアナタはかなりのジャンキーですな。(^^) サイクロンの作り方のビデオもあります。)
ワークショップで使用されている工具はデルタ、ラメロ、デウォルト、ボッシュ、ジェットなどなどお馴染みのメーカーが並びます。工房も決して広い工房ではなく、アマチュアの木工家が自宅で木工を楽しむという前提にツールも厳選されています。パワーツールジャンキーには隅から隅まで勉強になります。
それぞれのコーナーにはスポンサーがついていて、自社製品の紹介などがあります。左下の写真はビスケットジョイナーの有名どころであるラメロの紹介です。右下の写真は木材の水分含有率を測定するワグナーの新製品の紹介です。
ウッドターナー向けのコーナーもあります。これは木球を作っているところ。まん丸でピカピカなボールの作り方を教えてくれます。
電動工具だけでなく、手工具のコーナーもあります。これはカービング(彫刻)に使用する数多くの工具を紹介しているところです。
映像はたっぷりと2時間半あります。メニューが細分化されていて、好きな映像にすぐにジャンプできるのもDVDの良いところですね。
またこのDVDはハイブリッドになっていて、PDFファイルも添付されています。このPDFファイルは数十ページにわたり、記事の内容を詳しくまとめてあり、ジグや製作物の図面も一緒に入っています。必要によってPCで閲覧したり、プリントアウトすることができます。
当然のことながら内容はすべて英語です。特に分数を多用するインチ系に慣れていない人は、長さに関しては何を言っているのか理解するのがちょっと難しいかもしれません。でも映像を見ているだけでもかなりのことがわかります。いままで木工の洋雑誌を買って、写真や図面をパラパラと見て楽しかったと言う人は十分楽しめます。
残念ながらClosed Captionはありません。Closed Captionとは聴覚障害者のために、英語の字幕が現れるような設定になっていることです。アメリカでの木工の番組の有名どころでは New Yankee Workshop と American Woodshop があります。これらはどちらもPBS系(日本で言えばNHK教育のようなもの)の番組です。これらはClosed Captionがつきます。下の写真はそれぞれ American Woodshop , New Yankee Workshopのものです。セリフが字幕で確認できるために、英語の理解が容易になります。もしこの Woodworking at Home誌に意見を言う機会があったら、是非この Closed Caption を希望しましょう!
日本製のDVDプレーヤー(パナソニック製、リージョン2、NTSC)でも問題なく再生できました。これって海外からDVDを購入するときの大事なポイントですよね。
ちなみにアメリカ国内での値段は単品で$6.95、年間購読(7回発行)で$33.95(1年契約)です。同じような木工の番組が30分番組で1話あたり20ドル近くしますのでこれは格安です。
皆さんも定期購読しませんか?2ヶ月ごとにお楽しみが7回届きます!
こちら(既にリンク切れ)がこの雑誌のホームページになります。