[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。
ターニングツールの研ぎです。ターニングツールは特殊な形をしているので、ノミやカンナの刃のように砥石を固定して刃を動かして研ぐのは難しいです。一般にはグラインダーのような丸い砥石を回転させ、ツールは固定します。またベルトサンダーで研いでいる人もいます。
私はトーメックを使用しています。これをお持ちの方も多いと思います。
私の場合はこのトーメックを木工ショーの実演で初めて見ました。最後に研ぎ上げたノミで紙をす~~っと切るパフォーマンスに魅せられて、思わず買ってしまいました。ただとても高価なものなので、ターニングのみをされる方にはお勧めできません。本体も高価ですし、アタッチメントも高価です。ターニングのみをするのであれば、固定治具を工夫した上でグラインダーを使用したほうがコストの上では有利です。これら固定治具は海外のウッドターナーのホームページにいろいろなものが紹介されています。私はこのトーメックの他はグラインダーを持っていないので、紹介できないのが残念です。
ターニングツールの他にジョインター、プレーナーなどの刃の研摩するのであればこのトーメックでも元がとれると思います。下の写真はアタッチメントを付けてプレーナーの刃を研いでいるところです。ジョンターやプレーナーの刃は気を付けていても欠いてしまします。("Nick"といいます。)このアタッチメントで研げば元通りになります。。特にNickが1ミリにもなるとこれだけの幅広の刃を手で精度良く研ぐのは不可能に近いです。
またここで説明するトーメックに関することもすべて購入したときに付属する説明書に書かれていることで、すでにお持ちの方は新しい情報はないと思います。(スミマセン)
まずは砥石のTruingです。ダイヤモンドで作られているドレッサーを使用して、砥石の表面と直径を均一にします。この作業が仕上がりに影響します。
砥石のTruingが完了したら、研ぎたい刃物にあったジグを選択して研ぎます。ジグの設定の仕方はそれぞれのマニュアルに従います。
仕上げ用のコンパウンドを使って研ぎの時に発生したバリをとります。ガウジなど凹面がある刃物は写真のような皮でできたホイールがあると便利です。