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アメリカのテレビ局であるDIY Networkで放送された、Ultimate WorkshopII という番組がなかなか面白かったので参考までに紹介します。昨年Ultimate Workhopという第1弾が放送されました。これがなかな好評だったらしく、今年はグレードアップして、パート2が放送されました。
本編は5回に分けて放送されました。前半2回で工房そのものをつくり、後半はそれぞれの目的に合った工房に仕上げていくというものです。もちろん注目は3週目に放送されたWoodshopでしょう!このエピソードを中心にご紹介します。
第1週目 工房を作る。(基礎から建物ができるまで)
第2週目 工房を仕上げる。(窓やサイディング、内装など)
第3週目 ウッドワーキング・ショップにする。(木工好きな人のために)
第4週目 ガーデニング・ショップにする。(ガーデニング好きな人のために)
第5週目 オートモービル・ショップにする。(車いじりが好きな人のために)
ご覧の通り、デルタがしっかりとスポンサーに付いていて、ショップマシンもデルタ一色です。
工房から建ててしまうのだから究極です。建物自体はDetached(母屋から独立)した構造になっており、もちろん2X4様式です。基礎のコンクリを打つところから、壁を立てて内外装を仕上げるところまでを前半の放送で紹介してくれます。
工房は85平米あります。動線を考えてマシンのフロアプランを考えます。
まずはショップの要となるテーブルソー、それにワークベンチを置きます。
次にラジアルアームソー、ジョインターを設置します。
マイターソー、サンディングセンターを設置します。
バンドソー、ドリルプレス、プレーナーを設置します。
ルーターそして、レイズを設置します。
忘れてならないのが、ダストコレクションです。究極と言うからにはセントラルダストコクションを選択するとおもっていました。サイクロンをデンと据えて、天井にパイプを張り巡らせて、というのを想像していたのです。
ところが「ダストコレクターをマシンの近くに持って行って接続して使いましょう」などとマヌケなことを。このエピソードはWoodshopですが、この後にAutomobile(車)とGardeningのエピソードを収録しなければならないので、あまり大規模には設置ができないのでしょう。ちょっと残念。それにしてもこれだけの広い工房で、マシンを使用するたびにダストコレクターをゴロゴロころがすのは非現実的ですよね。
エアークリーナーはしっかりと設置していました。
ショップで重要な収納です。基本的にはキャビネットに収納するようになっています。床置きのキャビネットはキャスターが付いていて、自由に動かせます。壁はSLAT WALLと言って、引っ掛けられるようになっています。ドライウォールの代わりにこの壁を使用することにより、自由に配置を変更できるというメリットがあります。特に横方向の移動は軽く手で押すだけです。
ステーショナリーツール(床置きの機械)のベースはキャスターが付いていて、自由に移動ができます。実際に使用するときは確実にロックされます。
クランプ類もすぐにアクセスできるように、キャスターつきのキャリアに収納されます。
仕上げ用のスペースです。換気扇をフィルターのついたボックスで覆っています。周りはシャワーカーテンで覆うようになっています。なかなかよく考えられていますよね。
昨年放送された第1弾は工房の中に飲食物を保管する冷蔵庫があったり、テレビが見れたりとファンシーな作りでしたが、今回は実用に絞っているようでした。来年あたり第3弾はできるのかな?
自分の家の庭にこんなに広い専用の工房を建ててしまうなんて夢のまた夢。まさにUltimateでした。