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電動工具を使用するときは安全に十分に注意してください。説明書を熟読、理解し、安全に関する
全てのルールに従ってください。(安全メガネ、場合によっては耳栓等も忘れずに。)
エンターテイメント・センター(名前はカッコいいけど、要するにテレビ台)を作りました。台の両側にはフル・カラム(円柱)を飾りに付けてみました。このように柱を付ける場合、フルカラム(円柱)とハーフカラム(半円柱)があるのですが、今回のデザインはフルカラムにしてみました。入り組んだ部分が多いので、作るのも仕上げを塗るのも大変です。
木材はメイプルが入手できたのでこれを使用しました。カーケス(匡体部分)はメイプルの合板を使用しました。とても木目が綺麗に出ています。
今回はハードウエア(金具)にちょっと凝ってみました。まず左側のCD、ビデオ、DVD入れにはフル・エクステンションのスライドレール。これによりすべて引き出すことが出来、出し入れがラクです。
右側部分の蓋は扉を開けて収納できるようになっています。ここには特殊なスライドレールを使用しました。
オーディオ機器も信号線の接続がしやすいように引き出せるようになっています。
また蓋を閉めても中の機器の赤外線リモコンが操作できるように、「赤外線リピーター」なるものを付けました。外部の受光部で受信した信号を機器に直接張り付けた発光部へと配信するしくみになっています。これはなかなか便利です。
取手は気に入ったのがなかったので真鍮を曲げて自分で作りました。
仕上げは匡体がオレンジシュラック、引き出しと扉の部分がスーパーブロンズシュラックです。
木材:メープル、メープル合版 仕上げ:スーパーブロンズ・シュラック、オレンジ・シュラック
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まずは最も目につく部分である柱を作ります。厚い木材が入手できなかったので薄い板を3枚張り合わせました。そのあとレイズ(木工旋盤)にて柱を加工します。
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カーケス(匡体)を作ります。メイプルの合板にデイドカッター(溝掘り)にて溝を掘ります。このあと組み立てればあっというまに匡体のできあがり。
フェイスフレーム(正面のフレームの部分)の接続はポケットホールジョイントを使用しました。短時間で出来、しかも強度があります。
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引き出しは1/2インチの合板を使いました。この合板は特殊なもので「キャビネットグレード」とか「バルティックバーチ」などと言われます。特徴は2つ。まず層の数が多いです。今回使ったものはなんと9層もあります。(この厚さの標準の合板では5層ぐらいが標準です。)もう一つが「ボイドフリー」と言われるように、断面に空洞がありません。この2つの特徴により、断面を覆わなくても十分に美しい、しかも安定した引き出しが作れます。プロのキャビネットメーカーでも好んで使用されます。
引き出しの接合部にはドブテイルジョイントを使用しました。強いし見た目も美しいです。
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正面のドアを作ります。といっても3枚の板をはぎ合わせただけです。このままだと反ってきてしまいます。(特にオーディオ機器の熱にさらされるので。)そこで反り防止のために棒を入れました。ルータービットで蟻溝の形に掘り、そこへ台形の断面を持つ棒を挿入します。板が幅方向に収縮できるように棒を溝に接着してはいけません。あくまでも反り防止のためです。
スライドは特殊なものを使用しました。ヒンジで開けたあとに扉ごと奥へ収納できるというものです。
ヒンジをとりつけるために標準の35ミリの穴を開けます。このヒンジは扉を閉めた時の位置が左右上下それに奥行きと3次元に調節できる便利なものです。ワンタッチで取り外しもできます。
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今回はあまりにもメイプルの木目が美しかったので、なるべく取っ手の金具によって邪魔されないようなデザインにしました。いろいろ探したのですが、気に入った取っ手が見つかりませんでした。そこで自作することにしました。
まずは真鍮の板を買ってきます。これを所望の大きさに切ります。真鍮は柔らかいので木工用の工具で問題なく切れます。万力に挟んで90度に曲げます。木ネジのための穴を開けて、カウンターシンク(座ぐり)をします。標準の木ネジの皿の角度にあわせて82度のカウンターシンクを使用します。
バフ仕上げをしてピカピカにしようか迷いましたが、結局ドラムサンダーでヘアライン仕上げをしました。綺麗なサテンの縞模様になりました。
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今回のデザインではオーディオ機器がすべて扉の後ろに隠れてしまいます。そうなると困るのがリモコンです。赤外線リモコンの光が届きません。そこで赤外線リピーターという仕掛けを付けました。
受光センサーを外部に出しておき、ここで赤外線リモコンの信号を受けます。信号を受けると付属のLEDが点滅して知らせてくれます。受信された信号は6つの発光部へ分配されます。この発光部を各機器の受光部へ張り付けておけば信号が分配されるというものです。
これにより扉を完全に閉めた状態でも中の機器を操作できます。これはなかなか便利です。
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仕上げはいつもの通りシュラック。本体はオレンジ・シュラック、扉と引き出しの部分はスーパーブロンズ・シュラックを塗りました。仕上げの「仕上げ」はシュラックでピカピカになった表面をスチールウールでつや消しにした後にワックスで仕上げました。木目が引き立つ渋~い仕上げです。
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