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アメリカのケーブル局のDIY Networkには、手作り大好きな人でしたら、興味のある番組がたくさんあります。リフォーム、手芸、ガーデニング、模型やロボット作りなどなど。DIYに関するいろいろな番組があります。
その中でも木工好きには必見の番組に "Wood Works" があります。プロの木工職人であるDavid Marksが作り方を教えてくれます。2004年現在5シーズン目に入っており、エピソードの数は65あまりです。普段は何かを作るプロジェクトものが多いのですが、たまに趣向を変えた内容も放送します。
2004年シリーズの締めくくりとして、"Woodworking Fixes Tour"というエピソードを放送しました。木工中に発生する様々な問題やミスからどのようにして復旧するかを紹介しています。
一般的に言われていることが多いのですが、中には「へぇ~」と思った内容もあったので、参考までにここで紹介します。
キャプチャ映像の中にある英語の字幕は「クローズドキャプション」と言われるもので、アメリカでは聴覚障害者の為に広く使われているものです。通常はテレビに字幕を有効にする機能が内蔵されており、字幕あり、なしの切り替えができます。
映像中のアナウンスがそのまま文字になるので、英語の聞き取りが苦手でも、文字で確認ができるので、内容がとても分かりやすくなります。
抜けそうな節がある場合は、まずCyanoacrylate系の接着剤(瞬間接着剤)で固定します。次にエポキシ系の接着剤でギャップを埋めます。その時にパウダー状のおがくず(サンディングダストが最適)をまぜると自然な感じになります。
最後にスクレイパーで削ればできあがり。これでガッチリとした節になりました。
すでに抜けてしまった節がある場合は、ここに節のパッチをあてます。「節」をもって「節」を制するです。
同じ木の別の部分から節のアップリケを切り出します。それにあわせて穴の周囲をルーターで掘りさげ、アップリケを埋め込みます。裏側からエポキシで補強すればできあがり。
接着剤を流し込みクランプで固定する。又はバタフライ・インレイを使う。これはよくあるテクニックですよね。
板の幅が足りないときは、はぎ合わせをすればいいのですが、長さが数センチ足りないって時はどうします?
私など、木工中に間違って板の長さを短く切ってしまったことは、1度や2度ではありません。
そんなときはバンドソーで板を斜めに切ります。切った面をジョインターでジョイントしてから、ずらして接着します。あとは両端と幅を切りそろえればできあがり。
このテクニックはマホガニーなどの木目の目立たない木や、ブラックウォールナットなどの色の濃い木に特に有効なテクニックです。
スコアリングカットをする。つまり初めにノコ刃を下げて浅く切っておきます。又はマスキングテープを貼ります。
ルーターを使っての作業で木材の端が欠けてしまうことはよくありますよね。そんな時はひたすらパッチです。
テーブルの足など、ホゾ穴の位置が左右非対称になることはよくあります。当然穴の位置を間違えることはよくあることです。そんなときはやはりバッチをあてて、穴を埋めます。
これは一般的なテクニック。ヘコミができたら、水分を含ませてコテを当てて膨らませます。
これも板を湿らせて、アイロンで熱するとありますが、これで本当に矯正できるのかな?後々にまた歪みが発生しそうな気もするけれど。